東京・板橋区立加賀小学校と加賀中学校で空手道の体験学習

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11月26日(金曜日)、東京都板橋区立加賀小学校(齋藤一裕校長)と板橋区立加賀中学校(北見朱美校長)において、全日本空手道連盟主催「学校訪問プロジェクトKarateDo!」での空手道体験学習が行われました。

この体験学習は、東京都教育委員会の教育政策の基本方針により、2020東京オリンピックでの種目となった空手道を通じて、児童・生徒たちのスポーツへの理解を深め、日本の武道文化を体験することで「礼」の大切さを学ぶことなどを目的に行われたもので、全日本空手道連盟及び東京都空手道連盟が空手道授業普及推進の一環として講師派遣などを行いました。

午前の加賀小学校では、「学級活動」として空手道体験学習を実施。3時間目の授業には6年生、4時間目の授業には5年生が参加しました。講師は、東京都空手道連盟から派遣された井滝仰子先生と岸田耕治先生が務め、全日本空手道連盟から指導普及課の岡﨑紀創氏、東京都空手道連盟から今井潔専務理事、板橋区空手道連盟から和賀章浩会長と碓氷勝己理事長が出席しました。

体験学習は、6年生・5年生ともに同じ内容で行われ、井滝先生によるオリエンテーション(空手道の歴史・特性・東京オリンピックでの日本選手の活躍などをスライドで説明)に始まり、その後は加賀小学校と加賀中学校に隣接する帝京高校の空手道部男子部員(小嶋海斗・坂本直哉・佐原柊輝)による形演武(エンピ・ゴジュウシホショウ)が行われました。

実際の空手道体験では、岸田耕治先生がメイン講師として、礼法・立ち方、突き(正拳突き)及び受け(上段・下段)の基本の練習を行い、最後には6年生・5年生ともに生徒から代表が一人選ばれ、突きでの新聞割りを行いました。体験学習の終わりには、帝京高校の空手道部女子部員(田中希・嵯峨芽依)による組手のデモンストレーションが行われました。

午後の加賀中学校では、「総合的な学習の時間」として空手道体験学習を実施し、全校生徒約400名が参加しました。オリエンテーション、空手道体験は午前の加賀小学校と同内容でしたが、突きでの新聞割りは、各学年からの代表1名が選ばれ、3名同時に新聞割りを行いました。

加賀小学校、加賀中学校ともに空手道には初めて挑戦する児童・生徒が多く、特に帝京高校空手道部部員の形の演武や組手デモンストレーションには、児童・生徒、そして教職員の方々も、その凜とした姿には引き込まれていました。空手道(武道)の楽しさを味わいながらスポーツへの関心を広げることができた空手道体験学習となりました。

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井滝仰子先生によるオリエンテーション

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帝京高校空手道部男子部員による形演武

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突き・受け技の指導をする岸田耕治先生(右)

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加賀小学校5年生の皆さん

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加賀小学校6年生の皆さん

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加賀中学校での空手道の体験学習(全員での突き)

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突きでの新聞割り(加賀中学校)

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帝京高校空手道部女子部員による組手のデモンストレーション(加賀中学校)

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加賀中学校の皆さん