東京・日野市立日野第七小学校で空手道体験授業を実施

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10月6日(金曜日)、日野市立日野第七小学校(大西浩之校長・全校児童580名)において、空手道体験学習が行われました。

日野市では、2013(平成25)年の東京国体において空手道競技会が開催されたこと、さらに2020東京オリンピックにおいてウクライナ選手団がキャンプ地として訪れたことがあり空手道に親しみがあること、また、同オリンピックでの種目となった空手道を通じて、児童・生徒たちのスポーツへの理解を深め、日本の武道文化を体験することで「礼」の大切さを学ぶことなどを目的に、令和3年度より市内全17の小学校にて「小学校空手道体験授業(5か年実施予定)」を実施しています。

全日本空手道連盟では、日野市の取り組みに賛同し、学校武道推進事業の一環として地元の日野市空手道連盟の協力のもと講師派遣などを行っています。

体験授業当日は、日野第七小学校5年生の児童を対象に「総合的な学習の時間(伝統文化)」として空手道体験学習を実施。講師は、日野正剛先生(日野市空手道連盟会長)、助講師には同じく日野市空手道連盟の矢野幸男先生、森谷美可先生、陶広志先生、秦敦子先生が務め、全日本空手道連盟から日下修次顧問が出席しました。

体験学習は、日野先生によるオリエンテーション(空手道の歴史・特性などをスライドで説明)に始まり、実際の空手道体験では礼法(立礼、座礼)・立ち方、突き及び受け(上段・下段)の基本の練習を行い、その後は学校武道用基本形1の練習、最後には参加した児童・講師での質疑応答が行われました。

参加したほとんどの児童が、空手道には初めての挑戦にもかかわらず、空手道の楽しさを味わいながらスポーツへの関心を広げることができた空手道体験学習となりました。

日野第七小学校の大西浩之校長は、「今日の5年生は、空手道は初めての授業であるにもかかわらず、日野先生をはじめ諸先生の指導のもと、礼法(挨拶)の大切さを学んだ上に、最後には突き・受け、そして基本形をできるようになり、非常に感動しました」と空手道授業の感想を述べました。

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大西浩之校長

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5年生担任の菅沼直樹先生

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日野正剛先生(日野市空手道連盟会長)

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礼法(座礼)の練習

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全員で突きの練習

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学校武道用基本形1の練習

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グループでの学校武道用基本形1の練習


左から、陶広志先生、森谷美可先生、日下修次・全日本空手道連盟顧問、日野正剛先生、矢野幸男先生、秦敦子先生